台湾Wisebeam Lawとの戦略的提携。IT・IPの「共通言語」で挑む、クロスボーダー案件の最前線

モノリス法律事務所の代表・河瀬弁護士、パートナー・谷川弁護士、そして外国法事務弁護士の李の3名は、台湾・台北を訪問しました。目的は、かねてより提携を進めていた現地の新進気鋭ファーム「Wisebeam Law」との共同運営ウェブサイト( https://wisebeam-monolith.tw/ )を公式に立ち上げ、今後の具体的な実務について直接ディスカッションを行うためです。
モノリス法律事務所が今、なぜアジア圏のローカルファームとの強固な提携体制を構築しているのか。そして、この新たなフィールドは、これから入所する新人弁護士にどのような機会をもたらすのか。現地での対話と、そこから見えた今後のビジョンをリクルートの視点から解説します。
この記事の目次
インターンから始まった絆。信頼から生まれる「一歩踏み込んだ」協働体制
今回の業務提携の背景には、モノリスならではの人的な繋がりがあります。 実は、Wisebeam Lawには、過去にモノリス法律事務所でインターンとして勤務していた台湾人弁護士が在籍しています。
その当時から、私たちは国境を意識せずに協働してきました。 かつて同じオフィスでデスクを並べ、日本のIT法務の最前線を共に経験したメンバーが、現在は台湾の弁護士として、ビジネスの表舞台で対等に手を取り合うリーガルパートナーになりました。この本格的な提携のスタートは、双方のチームにとって、これまでの歩みの延長線上にある極めて自然なステップです。
「お互いのカルチャーや、実務に対する熱量を深く理解し合えている」という強みがあるからこそ、単に「海外の法律事務所を紹介する」だけにとどまらない、一歩踏み込んだ共同受任・協働体制が実現しています。
共同運営サイトから始まる、ワンストップのクロスボーダー実務
戦略的業務提携の一環としてローンチした共同運営ウェブサイトを通じて、日台間、あるいはアジア圏をまたぐ企業のサポートをワンストップで提供します。具体的には、以下の3つの柱を中心とした、最先端のテクノロジー・エンターテインメント領域の業務を想定しています。
- 先進的なM&Aデューデリジェンス(ESG&テック投資規制)
企業のM&Aにおいて、単なる財務や一般的な法務リスクだけでなく、最新のESG規制や各国のテック投資規制をクリアするための高度なリーガルチェックを行います。 - 国境を越えた知的財産権(IP)の執行とドメイン紛争の解決
インターネット空間における権利侵害やドメインの不正取得に対し、スピード感を持って現地の司法手続きや執行網と連携し、クライアントの利益を守ります。 - デジタルクリエイター・VTuber等の国際ライセンスと保護
日本の強みであるアニメ、ゲーム、VTuberといったデジタルエンターテインメントの海外進出に伴う、国際的なライセンス契約の締結や、海外での権利侵害対策をサポートします。

ITや知的財産権の領域は、法律の条文こそ国ごとに違えど、「テクノロジー」や「ビジネスモデル」という世界共通の言語が存在します。
モノリスが国内で国内で第一線として蓄積してきた IT・IP法務の知見と、Wisebeam Lawが持つ台湾現地の生きた実務知見が掛け合わさることで、アジア展開における最適な「現地ローカルコカウンセル(共同弁護団)」としての機能を、ワンチームで滞りなく提供することが可能になります。
モノリスが描く「法律事務所の未来」
モノリス法律事務所はこれまで、「IT・インターネット・ビジネスに強みを持つ」法律事務所として、国内の数多くのリーディングカンパニーやベンチャー企業を支えてきました。しかし現在、私たちのクライアントが手がけるビジネスの多くは、最初からグローバル展開を視野に入れているか、あるいはすでに国境を意識しないデジタル空間で展開されています。
「日本のIT法務に強い」から、「世界のIT法務とシームレスに繋がっている」へ。
アメリカや欧州のみならず、地政学的・ビジネス的に極めて重要なアジア圏へと、信頼できるリーガルパートナーのネットワークを急速に拡大している理由はここにあります。
数年後のモノリス法律事務所は、東京の大手町にいながらにして、アジア、あるいは世界の先端テック法務・デジタルエンタメ法務のハブとなる存在を目指しています。今回の台湾訪問とWisebeam Lawとの提携は、その未来へ向けた確かな一歩です。
求める人物像:未知の領域を「共通言語」で切り拓く仲間
世界にまたがる体制が少しずつ整いつつある今、モノリス法律事務所が新しく迎える新人弁護士に求めているのは、次のような資質を持った方です。
- 「IT・インターネット・エンタメ」への強い興味と探究心
法律の知識があることは前提ですが、それ以上に「VTuberのビジネスモデルはどうなっているのか」「先端テック投資における海外の規制動向は何か」といった、日々進化するビジネスの本質を主体的に理解しようとする姿勢を重視します。 - 国境や法体系の違いを恐れない柔軟性と当事者意識
英語や中国語などの語学力があるに越したことはありませんが(事務所には外国法事務弁護士の李をはじめ、多国籍なチームが存在します)、それ以上に大切なのは「日本の法律の枠に籠もらず、海外の弁護士と共通言語(テックやIP)を持って協働しようとするスタンス」です。 - 自らスタンダードを創り出す気概
クロスボーダーのVTuber法務やテックM&Aは、まだ世界中どこを探しても「確立された教科書」が存在しない領域です。自分自身の手で実務の先例を作り、事務所のグローバル化を引っ張っていくようなバイタリティを期待しています。
若手から世界と繋がる「スケール感」を、モノリスで
モノリス法律事務所は、若手弁護士が国内の案件にとどまらず、入所初期から世界と繋がるビジネスの躍動感を体感できる環境を整えています。
「法律という武器とグローバルな提携で、最先端のビジネスを支えたい」
そんな熱意を持った皆様からのご応募を、心よりお待ちしています。

















