目的意識も、学べることも十人十色。専攻を問わず活躍できる場が(法学部生インターン)
早稲田大学法学部2年時の2019年9月にモノリス法律事務所にインターン入所し、弁護士の補助業務などを担当。
約2年半のインターンを経て、2022年3月に大学卒業と同時にインターンを卒業。4月以降は一般企業にて勤務予定。
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インターン生1人、という状況でのスタート
元々飲食店でアルバイトをしていたのですが、デスクワークをしてみたいという単純な動機と、せっかく法学部に入ったのだから一度くらいは、という思いから、モノリスのインターンに応募しました。結果的に、大学卒業までの丸2年半、お世話になりました。
私が入所した2019年当初は、弁護士が3人、事務員が5人で、インターン生は自分1人という環境でした。今は、全メンバーの数が40名を超えていて、インターン生も常時5~10人ほど出勤していますが、2年半でこんなに増えるとは想像もしていなかったです(笑)。
1人だった頃は、送信防止措置請求書のドラフト作成やインターネット上の誹謗中傷のリサーチ、時にはブログ記事の作成など、弁護士業務以外は何でもやっていました。今では割と分業が進んでいて、ある程度、個人の興味・関心に沿った仕事が与えられるという印象です。インターン生の中には、統計学を専攻していてモノリスでデータ分析の業務を担当している方や、大学でのミスコン運営などの経験を活かし、広報担当として活躍している方もいらっしゃいます。属人的な業務は減りつつも、メンバー一人一人の長所を最大限活かすような体制になっていますね。
人生のロールモデルを、モノリスで見つけられた
今までで特に記憶に残っているのが、代表弁護士の河瀬先生に食事にお誘いいただき、就活の相談に乗っていただいたことです。就活生という立場で経営者の方に話を聞いていただけるというのは、今考えるととても贅沢な機会でした。何より、一般論としてではなく、私自身の志向や特性を分析いただいた上でアドバイスを頂けたのがありがたかったです。その後の就活の指針が定まったような感じがしました。
事務所の規模は年々大きくなっていますが、河瀬先生との距離感は変わらないですね。おそらく、他のインターン生も同様に感じていると思います。「雲の上の存在」ではなく、迷ったときに道を示してくれる人生の大先輩という感じです。
私は4月から一般企業に就職しますが、実は、この2年半のインターン生活を終えた今、法曹を目指したいという思いも沸き上がってきました。まずは、関心がある分野の業務に全力で取り組み、その中で社会の仕組みや企業のあり方というものを学び、その上で弁護士を目指したいと考えています。
ちなみに、このロールモデルは、ITエンジニアや経営者として働いた後に弁護士になった河瀬先生です。モノリスに入所し、河瀬先生のもとで仕事をしていなければ、この選択肢は浮かんでこなかっただろうなと思います。
学べることは様々。大切なのは、「何を得たいか」を明確にすること。
モノリスでのインターンを通して特に身に付いたのは、分からないことを調べる能力と、目上の人や外部の方との関係性の構築の仕方です。いずれもごく基本的なことですし、「法律の知識ではないの?」と思われるかもしれませんが、敢えて挙げるとしたら上記のようなことです。
と言うのも、私は一般企業への就職を目指していたこともあり、司法試験や法学検定○級といった指標よりも、ソフトスキルを極めたい、そしてその抽象的なスキルを具体的な経験として伝えられるよう言語化したいと思い、日々の業務に取り組んできました。希望していた企業へ就職できたのは、モノリスでこのような経験を積ませていただいたおかげです。
と言っても、インターン生活一色だったというわけではありません。大学では複数のサークルに所属していましたし、就活のためにインターンを一時期お休みしたこともありました。非法曹志望だからといって区別されることなく、都合によってはリモート勤務も可能で、長期間お休みしても戻ってこられる居心地の良さがある。そのような環境だったからこそ、無理なく2年半続けることができたのだと思います。
法曹の道へ一直線!という人はもちろん、私のような「一般企業への就職を目指す法学部生」や、「法学部生ではないけど興味がある」、「(データ分析・広報・その他何でも)自分の知識や経験を活かしたい!」という方に、ぜひ来ていただきたいです。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、学部生からロースクール生、司法試験受験後の方まで、広くインターンを募集しております。長期インターンシップも可能であり、有給です。
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