ウィンタークラークから長期インターンへ。働きやすい環境で経験を積みながら弁護士を目指す

2023年3月よりモノリスでウィンタークラークに参加し、その後インターンとして勤務。クラーク期間を通じて事務所の雰囲気や業務内容に触れ、インターンとして長期にわたり実務に関わる経験を積む。現在は法律リサーチや事務業務など幅広い業務を担当。
この記事の目次
ウィンタークラークの体験と学び
私は「アットリーガル」というサイトを利用し、応募可能なウィンタークラークにはすべて応募しました。結果的に20社ほど応募し、実際にウィンタークラークに参加をしたのは10社ほどです。中でも、モノリスのウィンタークラークには5日間にわたり参加できるので、より事務所の雰囲気を知る機会を得ました。
ウィンタークラークでは、実際の弁護士業務を体験できるだけでなく、モノリス法律事務所特有の事務所風土も実感することができます。HPや事務所説明会だけでは、事務所を知るのに限界があるため、実際にクラークに参加してみるということは非常に重要です。私自身、モノリス法律事務所についてはあまり知らなかったものの、クラークを通じてその魅力を実感することができました。
また、司法試験や司法修習で学ぶ内容が実務に直結することを再認識する機会ともなり、普段の学びへの意欲も高まりました。勉強で忙しい時期かとは思いますが、息抜きとして様々な事務所のウィンタークラークに参加してみてください。
他事務所にないモノリスならではの特徴

モノリスの大きな特徴は、企業法務を専門としながらも、所内が非常に明るく活気に満ちている点です。加えて、弁護士やスタッフとの距離が近く、クラーク期間中でも自然とコミュニケーションが生まれる環境が整っています。
他事務所でのウィンタークラークでの体験から、企業法務系の法律事務所は一般的にドライな雰囲気が漂う一方で、いわゆる街弁系の法律事務所は明るく親しみやすい印象を受けました。それぞれにメリットとデメリットがあると感じています。大規模な事務所では、クラークとして参加しても関わるのは一部の担当者に限られることが多いですが、モノリスでは弁護士やスタッフと接する機会が多く、業務の進め方や事務所の雰囲気をより深く理解することができました。
また、クラーク期間中の課題について個別にフィードバックを受けられる機会があったり、クラーク参加者一人ひとりに向き合ってもらえる点も印象的でした。席が近いためスタッフ同士が話しやすく、相談しやすい雰囲気が自然と生まれるのもモノリスならではの特徴です。業務の進め方も柔軟で、クラーク生であっても意見を求められる場面がありました。単に業務を割り振られるのではなく、自分で考えながら仕事を進める経験ができる点で、非常に学びの多い環境だと感じました。私は、将来、企業法務を主として扱いながらも、活気ある雰囲気の事務所に所属したいと考えていました。そのような条件を満たす事務所を探している中で、出会ったのがモノリス法律事務所です。
長期インターンで得た実務スキル
ウィンタークラークのときは、リーガルリサーチをメインとした課題に取り組んでいましたが、長期インターンでは事務作業を含め、より幅広い業務を経験することになりました。もともと電話対応が苦手で、事務作業の経験もほとんどなかったため、最初は不安でした。しかし、実際に業務をこなしていくうちに、社会人としての基礎スキルが身につき、それが社会人としてオフィスワークをすることへの自信にもつながりました。
実際、アルバイト経験があっても接客業などが中心で、オフィスワークの経験がある人はそれほど多くありません。そのため、電話対応に苦手意識を持つ人も多いように思います。クライアントとのやり取りの際にも、どのような言葉遣いが適切なのか、どういう対応が信頼を得るのかといった実践的なスキルも学ぶことができました。こうした基礎的な業務を経験できたことは、今後のキャリアにも大きく役立つと感じました。
加えて、ウィンタークラークを経験した後に長期インターンへ進むことには、大きなメリットがあります。ウィンタークラーク時の取り組みを評価してもらえていたり、顔と名前を覚えていてもらえたり、長期インターン選考で有利になるだけでなく、事務所の雰囲気や業務の進め方を理解しているため、スムーズに業務を始められる点も大きな利点でした。
協力し合いながら進める環境

モノリスはITビジネスを中心とした法律事務所ですが、私はそれまでIT分野に関わることはほとんどありませんでした。そのため、最初は興味本位で応募した部分もありましたが、ウィンタークラークを経験し、他の法律事務所と比較することで、モノリスの環境が圧倒的に働きやすいと感じるようになりました。
当初、IT分野に関する法律業務には馴染みがなく、自分にとって難しい分野ではないかと考えていました。しかし、インターンとして実際の案件に関わる中で、IT法務が企業の成長やリスク管理にとって非常に重要な役割を果たしていることを学びました。特に、事務所内では弁護士やスタッフに気軽に質問や相談ができる環境があったことで、ITに関する知識も少しずつ身につき、未知の分野への抵抗感が薄れていったように思います。
モノリスの特徴として、インターン生同士の交流が活発で、意見をしっかり聞いてもらえる環境があります。また、弁護士やスタッフとの距離が近いため、気軽に相談できるのも大事な点でした。お互いに協力しながら業務を進める文化が根付いているため、相談しやすく、学びの多い環境が整っていると感じました。案件ごとに異なる課題に対応する必要があるため、単調な作業に偏ることなく、常に新しい学びがある点が印象的でした。
自分の成長が事務所の成長につながる
モノリスでは分業がしっかりと確立されており、合理性を重視する体制が整っています。そのため、それぞれの役割を正確に理解し、責任を持って業務を進めることが求められます。自分の業務量を把握し、キャパシティを超える場合には適切に報告し、調整するスキルも重要だと感じました。特に、ミスや業務の遅延が発生した際には、早期に報告し、迅速に対処することが求められます。こうした姿勢は、弁護士だけでなく、事務局やインターン生にも共通して必要なスキルだと思います。
モノリスでのインターンとしてのやりがいは、自分の努力が事務所の成長に直接影響を与える点にあります。モノリスは急速に成長しており、自分の頑張りが事務所の拡大や発展につながっていることを実感しています。新しい取り組みに対して意見を求められたり、裁量を持たせてもらえたり、受け身の仕事ではなく、主体的に働くことができるとを強く感じています。成長段階にある事務所だからこそ、自分の役割が明確であり、やりがいを持って働くことができるのが、モノリスの大きな魅力だと感じました。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、学部生からロースクール生、司法試験受験後の方まで、広くインターンを募集しております。長期インターンシップも可能であり、有給です。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
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