一般就職からロースクール受験へ方向転換。法学部3年、秋の決意
明治大学法学部4年生。2021年4月にモノリス法律事務所にインターン入所し、弁護士の補助業務などを担当。3年次の11月にロースクールへの進学を決意し、現在は入試に向け猛勉強中。
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社内イベントでの会話をきっかけに、法曹の道へ
現在私は、約3か月後に迫っているロースクール入試に向けて猛勉強しています。しかし、元から法曹志望だったわけではなく、またモノリスのインターンに応募したのも、法律に対する確固とした気持ちがあったから、というわけではありません。元々は一般就職を考えていたのですが、3年次の春に就活について調べていたところ、いわゆる「ガクチカ」が何もないということに気付きました。そこで、普通のアルバイトとは少し違う経験をしたいと考えた結果、最も身近な選択肢として思いついたのが法律事務所だったのです。実際に、昨年10月頃までは一般企業のインターンや説明会にも参加していました。
法曹を目指そうと決意したのは、昨年11月の社内イベントの時でした(※モノリスでは、年に一度、インターン生を含めた全メンバーの公式イベントを行っています。)。先生たちと談笑している中で「特にやりたいことがある訳でもなく、このまま就活を進めていいのか悩んでいる」とこぼしたところ、代表弁護士である河瀬先生や他の先生方から「今すぐ決める必要はないのでは?少しでも法律に関心があるのなら、まずはロースクールに進学し、見聞を広めつつゆっくり進路を考えてみてはどうか」とアドバイスいただいたのです。
それまでは「ロースクール=法曹志望者が行くもの」と思い込んでいたのですが、「ロースクールを修了して一般就職する道もある」ということに気付いた途端、就活に対して抱えていたモヤモヤが一気に晴れた気がしました。「そうだ、ロースクールに行こう」と(笑)。今思うと単純だなあ、という気もしますが、大学の教授や友人に同じことを言われていたとしても、今と同じ道は選んでいなかったかもしれません。常日頃から、まるで自分のお兄さん・お姉さんであるかのように面倒を見てくださる先生方との関係性があったからこそ、すんなり受け入れられたのかなと思います。
モノリスへの出勤が、受験勉強のペースメーカーに
ロースクール受験を決めてからというもの、就活メインの生活から勉強漬けの生活にシフトしました。同時に、モノリスでの勤務も週1回に減らしていただきました。ただ、出勤日以外にもモノリスにはよく来ています。受験生同士で勉強会を行ったり、弁護士の先生や先輩に相談しに行ったり。受験勉強は独学で行っているので、このような機会は、リフレッシュにもなるとても貴重なひと時です。
また、モノリス全体として、皆さんとても仲が良く気さくでいらっしゃる一方で、集まりへの参加を強要されたりプライベートに過度に踏み込まれたりといったことが一切ない、という良さがあります。そのように程よい距離感が保たれているからこそ、義務感からではなく、自然とモノリスに足が向くのかなと思います。
ちなみに、入所当時は電話対応や書類の整理などの事務的な仕事がメインだったのですが、ロースクールを目指すということを先生方に伝えて以降、リーガルリサーチや書面作成といったお仕事をいただけるようになりました。河瀬先生をはじめ弁護士の先生方は、インターン生一人ひとりがどのような進路を目指していて、モノリスに何を求めているのか、ということを常に気にかけてくださっています。勉強になるという点でありがたいのはもちろんのこと、それ以上に「期待に応えたい」という活力になっています。
「法学部生」としての将来像は、モノリスで見つける。見つかる。
モノリスには様々な業務があるので、学部問わず誰でも活躍できる土壌があるのですが、個人的には「法学部生だけど、法律でバリバリやっていきたいというほどでもない」という方にこそおすすめしたいです。なぜなら、自分がかつてそうであり、モノリスでのインターンを経て新たな選択肢を手に入れたからです。
モノリスには、現役のロースクール生や司法試験受験生といった自分の数歩先を歩いているインターン生や、進路のヒントをくれる先生方、法律関係とはほど遠い経歴を持つ社員の方々がいます。そのような、ある種特殊な環境に「法学部生」として身を置いてきたことで、自分の将来像が少しずつ固まってきたと思っています。「社会経験を積みたい」「弁護士ってどんな感じなんだろう?」など、きっかけはどんな形でもいいと思うんです。とにかく「現状を打開したい」と思っている方にこそ、ぜひチャレンジしていただきたいですね。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、学部生からロースクール生、司法試験受験後の方まで、広くインターンを募集しております。長期インターンシップも可能であり、有給です。
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