入所後わずか1年半でチームマネージャーに就任。“裁量”ある事務所
大学卒業後、IT系商社、交通事故系の法律事務所での勤務を経て、2020年9月にモノリスに入所。パラリーガルとしての豊富な経験を活かし、入所後約1年半後である2022年3月に訴訟・仮処分チームのマネージャーに就任。
この記事の目次
『デジタル・タトゥー』を読み、モノリスでなら新しいことができると思った。
大学卒業後、IT系の商社で事務職として6年半働いていたのですが、より専門的なことをやりたいと思うようになったこと、かつ自分は事務職に向いていると感じていたことから、法律事務所への転職を決意しました。
最初の転職先は、交通事故を多く取り扱う事務所でした。交通事故関連の手続は事務員でできることが多く、弁護士よりも事務員同士でやり取りすることの方が多かったですね。業務もほぼルーティンワークでした。
そのような中、元々関心のあったITや企業法務に携わりたいと思うようになり、モノリスに出会いました。入所の決め手となったのは、代表弁護士の河瀬が著した書籍『デジタル・タトゥー』を読んで「面白そう」と思えたことです(笑)。
※参考:Amazon – デジタル・タトゥー──インターネット誹謗中傷・風評被害事件ファイル | 河瀬 季 |本 | 通販
実際に入ってみると、企業法務だけでなく、個人クライアント、紛争、訴訟など豊富な種類の案件を取り扱っており、刺激的な日々を送っています。
新チームの発足で、事務所に新しい風を吹かす。
最近、事務局に「訴訟・仮処分チーム」という組織が発足し、そのチームのマネージャーに就任しました。私は、上述のように法律事務所経験者ではありますが、入所後約1年半でチームマネージャーに抜擢して貰ったことになります。事務所内の訴訟・仮処分に係る案件を、専門のチームで処理していくという趣旨のものです。
と言うのも、モノリスでは従来、弁護士ごとに担当事務が付き、その弁護士に割り振られた案件であれば、内容にかかわらずその弁護士と担当事務で回すという運用をしていました。これに対し、業務内容でチーム分けをした方が効率的ではないかという意見があり、まずは、比較的抜き出しやすい訴訟・仮処分から始めてみようという流れになったのです。
実は、総合職には「ITコンサルチーム」という組織が既にあり、誹謗中傷のリサーチや提案資料の作成などは、ITコンサルチームで行うという体制になっています。訴訟・仮処分チームの発足は、それに続く形ですね。マネージャーとしての主な仕事は、案件を各メンバーに割り振るというものです。これも、ただ機械的に指示を出せば良いというものではなく、メンバーによって習熟度に差がありますし、中には新卒の方もいます。案件の内容と各メンバーの特徴や業務量を照らし合わせ、どうすれば効率的に・無理なく回せるか、ということを、マネージャーとして常に考えていきたいですね。
訴訟・仮処分チームは、まだ発足して間もなく、運用方法を模索しているという段階です。新しいことを試せる、自分で考えて業務を作れるという環境に、わくわくしています。
事務所を「作っていく」ことを経験できる面白さがある。
モノリスには、業務に関する各種のマニュアルが揃っていますが、これも、私が入所した当初にはなかったものです。
当初、先輩職員とほぼ二人で事務局業務を回していたのですが、当時は事務所の規模も今ほど大きくなく、「なんとなく」で回せる部分が多かったんですね。それが、ここ1年ほどで新しいメンバーが続々と入ってきて、「この場合はどうすればいいですか?」「これで合っていますか?」など聞かれることが増えました。そこで初めて、今まで何気なくやっていたけれど説明できないことがたくさんある、ということに気付きました。そこで、先輩職員の主導のもとマニュアルが作成され、いつでもレファレンスできるような体制になったのです。
足りないものがあれば自分たちで考え作ってしまう、というのは、上下関係に縛られない自由な環境だからこそできることではないでしょうか。
空間を自分流にカスタマイズできる、居心地の良さ。
法律事務所は、取り扱っている分野にもよりますが、事務局の業務内容はどこも似たりよったりなんですよね。その分、特に事務所の「雰囲気」で色が出やすい事業体なのかなと思います。
その点、モノリスの特徴は、立場に関係なく遊ぶときにはとことん遊び、一方で個人を尊重するという価値観が醸成されているところかなと思います。終業後に有志で麻雀をしていることもあれば、先生にふらっとご飯にお誘いいただくこともあります。その一方で、ラウンジで一人で休憩をしていても誰にも干渉されないですし、服装や髪形・髪色も自由で、誰かに指図されることもありません。立場を問わずお互いにフラットな関係が保たれており、とても居心地が良いですね。
経験者はもちろん、現時点では法律やITに詳しくないという方でも、アイディアを発信することが好きな方、新しいものが好きな方には、活躍の場がたくさんあると思います。ご自身の専攻にとらわれず、多くの方にご応募いただきたいです。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、各種の裁判や契約書作成といった弁護士の業務を、主体性をもってサポートする事務局(秘書・パラリーガル)の求人を行っております。
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