インタビュー

同じ事務所、違う視点――内定者二人の原点とこれから

インタビュー

同じ事務所、違う視点――内定者二人の原点とこれから

Iさん
東京大学法学部卒業、慶應義塾大学法科大学院修了。
モノリスからの内定を機に司法試験再受験を見据え、2024年12月より長期インターンとして勤務。

Kさん
中央大学法学部卒業、慶應義塾大学法科大学院修了予定。
モノリスでのサマークラーク参加をきっかけに、2024年11月より長期インターンとして勤務。

インターンと司法試験の準備を両立しながら、モノリスに内定した79期司法修習予定のお二人。同じ事務所に辿り着きながらも、二人の価値観や物事の捉え方は対照的です。

今回は、そんな内定者のお二人がなぜモノリスを選び、どんな弁護士を目指しているのかを伺いました。

数ある選択肢の中で、なぜモノリスに?

Iさん:もともと学部生の頃から、IT法など、法とテクノロジーが交錯する領域に興味があり、事務所を探すときは専門分野と取扱業務を重視して見ていました。その中で、企業法務やIT分野に強いモノリスの求人を見つけたのがきっかけです。

Kさん:最初は、雰囲気や働き方よりも、取り扱っている分野を重視していたんですね。

Iさん:そうですね。ただ、興味がある分野を扱う事務所であることと、職場が自分にマッチしているかどうかは別で。

法律事務所というものを見たことがなかった私には、弁護士は個室で仕事をしていて 、若手が気軽に相談できないイメージがあったんです。そういう環境で実際に働くのは少し不安だなと思っていました。

でも、実際にモノリスを見てみると、その印象はかなり変わりました。オープンな空間で、インターン生であっても弁護士に話しかけやすく、何より、忙しいはずの弁護士がちゃんとこちらの目を見て話してくれるんです。しっかり向き合ってくれている感覚があって、ここなら安心して楽しく働けそうな気がすると思えました。

それと、長期間のインターンを経てから入所する弁護士が多いと知ったことも、モノリスを選んだ理由のひとつです。所内をよく知っている人が集まっているので、ミスマッチが少ないように思いました。インターンを経て入所するという文化が続いている点で、組織の在り方にも魅力を感じましたね。

Kさん:私は、専門分野や扱っている案件の種類を厳密に絞って事務所を選んだわけではありませんでした。それよりも重視したのは、事務所の「人」と「空気感」です。

事務所説明会やインターンに参加した際、弁護士やインターンの先輩方がとても話しかけやすく、全体的に明るい雰囲気が印象的でした。他にもいくつかの事務所でインターンを経験しましたが、ここまで自由で活気のある事務所は、他にはあまりないと感じました。

やはり、職場の雰囲気は、日々の仕事で相談しやすいかどうかにも直結すると思います。その点で、モノリスだと安心して働けると感じたことが、入所の決め手になりました。

実際にモノリスに入所してみて、どのような変化がありましたか?

Iさん:ホームページに書いてあることと、実際の仕事が一致しているなと感じました。

企業法務を中心に、専門性の高い最先端の案件を数多く取り扱っていますが、それに限らず、分野を横断したさまざまな案件に携わる機会があります。IT法務のみならず、他の領域の案件にも触れることができる点は、大きな特徴だと感じました。

また、インターンとして日々モノリスに出勤する中で、初めに感じたオープンな空気は、毎日朝から晩まで変わらず保たれているのだという確信を得ることができました。良い意味でギャップがなく、取り繕って作れる空気感ではないからこそ、さらにモノリスに惹かれるようになりました。

Kさん:私は昨年の夏に、5日間連続のサマークラークに参加しました。限られた日数ではありましたが、5日間変わらず自由で明るい雰囲気だったため、モノリスはこういった組織文化が根付いた事務所なんだと実感しました。

司法試験とインターンの両立は大変ではありませんでしたか?

Kさん:正直、大変というよりもむしろ助けられたように思います。

試験前は中期休暇の配慮もしてもらえますし、勤務時間についてはある程度融通も利くので、 試験勉強のスキマ時間を有効活用できました。モノリスの弁護士の多くは、元司法試験受験生かつ元インターン生なので、受験生インターンの気持ちや状況を良く理解してくれていたように思います。

また、実際に弁護士が働いている姿を間近で見ることで、「弁護士として働く」という将来のイメージが改めて湧いてきました。インターンを通じて、法律事務所がより一層身近になり、試験前でもかえって安心する場所にまでなっていたと思います。

Iさん:私も同じように、インターンをしながら試験勉強をしていて良かったと感じています。

やはり、目的意識がはっきりしている方が勉強への意欲も高まりますし、Kさんも話しているように、「自分が受ける試験は、将来このような仕事をするためのものだ」という未来のイメージを具体的に持てることは大きな支えになりました。「こうなりたい」という自分の理想の姿を日々思い描けることが、勉強を続ける上での良い励みになっていたと思います。

今振り返ると、モノリスでのインターン時間は、自分のペースメーカーとして、生活リズムの一つにさえなっていたような気がします。

インターンをやってよかったと実感した瞬間はありましたか?

Iさん:一番大きかったのは、「法律を知っている」だけでは、「法律を使って仕事をする」ことはできないのだと実感できたことです。実務では、社会からどのように評価されるのかという視点が不可欠で、その感覚がなければ、法律の枠組みをうまく活かすことはできません。

その点、モノリスにはさまざまなバックグラウンドを持つ方が集まっており、多様な視点に触れることができます。こうした環境で学べたことは、本当に貴重な経験だったと感じています。

Kさん:色々な経歴の人と関わることができるのは、モノリスならではですよね。

Iさん:また、インターン生として働く中で、自分の勉強不足を痛感するような場面も多々ありましたが、現場で求められるレベルを肌感覚で知ることができたという点で、とても大きな学びとなりました。ロースクールでは学べない「実務の基準」を実感する良い経験になったと思います。

Kさん:これまでの勉強の成果を活かせる場面があると素直にうれしかったですし、実際の業務に本格的に携わる前に、その一端を垣間見ることができたのは、とても有意義な経験でした。

それぞれが思い描く、理想の弁護士像とは?

Iさん:私は以前から、弁護士という仕事を「刀の鞘」のような存在だと考えていて、私自身もそれを体現できる弁護士になりたいと思っていました。

クライアントが刀だとすれば、弁護士はその鞘です。鞘として、刃がいざという時に力を最大限発揮できるよう支え守ると同時に、刃が思わぬ形で周りを傷つけないよう、リスクを排除する役割を担う存在でありたいと思っています。

また、現実社会には立場や能力の差による「弱肉強食」の側面があると思いますが、法律の前ではすべての人が平等です。どのような立場の人であっても、法律上では同じ人権を持っています。

そうした意味では、弁護士は偏った歪な状態があればそれを是正し、誰もが合理的に納得できる解決を目指すことで、社会全体のバランスをとる「バランサー」のような立ち位置にある仕事とも言えるのではないかと感じています。

Kさん:私は、クライアントを尊重し続ける弁護士でありたいと考えています。

企業法務は、クライアントがあってこそ成り立つ仕事です。だからこそ、クライアントの隣に立つ「パートナー」として、常に初心を忘れずにクライアントと向き合い続ける、クライアントファーストを貫く弁護士になりたいです。

今後どんな人にモノリスのメンバーになってほしいですか ?

Kさん:モノリスは、ITをはじめとする最先端の法律を取り扱っていて、これからも新しい成長の場を模索していこうとしています。そういった事務所なので、固定観念にとらわれない、柔軟な人に来てもらえたら嬉しいです。

Iさん:役職や立場に関係なく、主体的・積極的に動く人が集まっているため、そういった適性がある人と一緒に働きたいですね。そして何より、多様なバックグラウンドや思考を持つ人が集まる場所であってほしいです。入口がどこでも、どんなタイプの人でも働ける。それがモノリスの一番の魅力だと思います。

「バランサー」として社会を支えることを目指すIさんと、「パートナー」としてクライアントと並走することを目標にするKさん。

目指す方向性は異なりながらも二人が同じ事務所に辿り着いた背景には、モノリスが多様な考え方を受け入れ、互いの違いを強みに変えながら前進し続けている組織だからと言えるのかもしれません。
モノリスという場でさらに成長し、活躍されるお二人の今後に期待です!

弁護士 河瀬 季

モノリス法律事務所 代表弁護士。元ITエンジニア。IT企業経営の経験を経て、東証プライム上場企業からシードステージのベンチャーまで、100社以上の顧問弁護士、監査役等を務め、IT・ベンチャー・インターネット・YouTube法務などを中心に手がける。

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