インタビュー

自分の働き方を見つけられる自由な環境

インタビュー

自分の働き方を見つけられる自由な環境

シニアアソシエイト弁護士|鬼﨑隼

中央大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。弁護士登録後、2022年4月にモノリスへ入所。

2021年より東京大学法科大学院未修者指導講師、また2023年より東京弁護士会労働法制特別委員会の委員として現任。主に契約書審査や労務等の企業法務案件およびIT法務案件を担当しており、その他にもVTuber法務チームとして、クリエイターやVTuber事務所をサポートしています。

弁護士を目指したきっかけ

元々弁護士を目指していたわけではありませんが、大学に弁護士や裁判官等の法曹を目指す友人が多かったため、自然と司法試験受験が身近な選択肢となりました。また、アルバイトやサークル活動等を通じて、大きな組織で管理されるのではなく、ある程度自由に働き方を選択できるような仕事が自分に合っているのではないかと思うようになりました。

法学部やロースクールに在籍していた当時、アルバイト先の店長から法律相談を受けることが多かったのですが、その頃から、弁護士として働くとしても、経営者の方と距離の近い形で仕事ができたら楽しいだろうなと思っていました。

事務所の業務と自分の活動との両立

モノリスでは、いつ仕事をするかは基本的に自由で、仕事の時間と自分のための時間を区別できるので、そういった意味では弁護士会の委員会活動等の事務所以外での活動がしやすい環境だと思います。もちろんクライアント第一優先ではありますが、例えば、午前中は委員会の会議に参加し、午後から事務所に出勤して仕事をする、みたいなこともスケジュールを調整すれば可能です。事務所から与えられた仕事以外の活動も興味の向くままに自由にやれたらなと思っていたので、自分の裁量で仕事の時間を決められる環境はとても魅力に感じています

法科大学院での未修者指導講師については、同窓会の先輩からお声掛けいただいたことをきっかけに始めました。受験生時代の知識が年々劣化してきているので、土日を使って昔読んでいた参考書などを読み返して自分も勉強し直しながら頑張っています。

東京弁護士会の労働法制特別委員会に入った理由は、自分の弁護士としての軸の一つに、労働法分野を置きたいと思ったからです。弁護士として仕事をしていると、勉強時間を確保することはなかなか難しいため、労働法分野の新しい情報に触れる機会が得られてとても助かっています。また、委員会での活動を通じて、他の事務所のベテランの先生方の話を聞く機会が得られたのは本当に良かったなと思っています。事務所外での活動を通して、偏った弁護士にならないように努めています。

IT分野の知識がなくても入ってから学べる

モノリスに入る前はむしろITに疎く、パソコンやガジェットは好きだったのですが、中の仕組みなどは全然分かっていませんでした。自分で勉強してITパスポートを取得してみたりもしましたが、実際に仕事をしてみると、例えばエンジニアのような専門的なITの知識が必ずしも必要というわけではありませんでした。私たちはあくまで弁護士なので、ITの分野で起きる事象であっても、求められているのはあくまで法律家としての問題解決能力であり、ソースコードを読む能力ではありません。クライアントとのコミュニケーションを取る上で最低限の知識はもちろん大事なのですが、広い意味で弁護士としての能力を高めることに今は注力しています。

とはいえ、モノリスにいるとマニアックなIT関連業務にアサインされることがそれなりにあります。必死に調べながら何とか食らいついてはいるものの、やはり難しい部分はどうしても残ります。モノリスには、エンジニアとして働いた経験のある人もいるので、そんなときはサポートしてもらっており、本当に助かっています

新人でも発言できる、風通しの良い環境

モノリスは全体的に若い事務所なので、新人が発言しやすい環境が整っています。筋が通っていれば要望が認められるという風通しの良さが魅力です。

また、モノリスには、語学、IT、統計等、法律以外の様々な分野に専門性を持ったインターン生も多数在籍しているのですが、その方々から法律以外の観点から的確な意見をもらうことも多いです。インターン生であっても、自分の強みを活かして意見を言える環境というのが、モノリスの魅力かなと思います。

自分に合った環境で働くのが重要

就職先を選ぶにあたっては、マッチングがとても大事だと思っています。自分のキャリアプランを考えてそれを実現できる事務所を選ぶことも大切ですが、居心地の良さや自分の生活リズムにあった環境も重要です。

モノリスでは短期・長期のインターン生として働くこともできるため、実際に体験し、自分にあっているかを確認した上で選択することが可能です。ロースクールにいると、ついつい名前を聞いたことのある事務所や、有名なパートナーがいる事務所を選んでしまいがちなのですが、それだけを見て判断するのはもったいないなと感じます。僕の場合は、1週間ほど事務所の中を見させてもらい、具体的なイメージを持った上で入所を決めさせてもらったので、あまり違和感を持たずに働くことができています。

当事務所の求人情報

モノリス法律事務所は、弁護士(新卒・中途)の求人・事務所訪問受付を行っております。募集状況は時期によって異なりますので、募集要項ページを参照頂ければ幸いです。

弁護士 河瀬 季

モノリス法律事務所 代表弁護士。元ITエンジニア。IT企業経営の経験を経て、東証プライム上場企業からシードステージのベンチャーまで、100社以上の顧問弁護士、監査役等を務め、IT・ベンチャー・インターネット・YouTube法務などを中心に手がける。

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