弁護士の姿を間近で見て、就活からロースクール進学へ
今回は、慶應義塾大学法学部所属のインターンの方にお話をうかがいました。2022年、学部2年生の3月にモノリスに入所し、現在は、ロースクールで弁護士を目指しています。
この記事の目次
法律と交渉力を武器に人を助ける弁護士の姿が「かっこいい!」
就活を始めた時点では、どこか民間の企業に入れたらいいなと漠然と考えていました。就活のためにもと長期インターンを始めたいと考え、せっかくだから大学で学んできた法律の知識を活かせる仕事をしたいと思いモノリスに応募しました。
大学内ではどうしても局所的な交流になってしまいがちなところ、モノリスでは弁護士とともに過ごす時間が長く、弁護士を身近に感じられる環境を体験できます。弁護士から受験情報やアドバイスをもらえることもあります。実際に弁護士が法律と交渉力を武器に実際に困っている人を助けている姿を間近で見ることができ「かっこいい!」と思いました。
大学3年のとき、他社のインターンにも参加したのですが、ピンとくるものがなく、モノリスでの仕事が楽しいと感じ、やはり法律に関わる仕事をしたいと感じて、ロースクールの受験を目指しました。
自分自身の性格上、もし最初からロースクールに行くことを決めていたら、身近な人たちが就活をしているのを見て「私も就活しないとやばいのかな?」と不安になり、受験勉強の方が折れていたかもしれません。就活をした中でいろんな会社を見て、やっぱり法律関係がいいと思えたからこそ、ロースクール受験への切り替えを早く行うことができました。
ロースクール受験を再び目指したきっかけ
実は、大学1年のときに塾(法律系)に入ったものの、フェードアウトしてしまっていました。モノリスでインターンを始めたことで、研究者への道や法学研究科も少し気になり興味を持ったものの、当初はロースクールへの進学はあまり考えていませんでした。
しかし、インターンとしてモノリスで仕事をするにつれて、「弁護士って楽しいじゃん!」と思うようになりました。そんなことを考えていた矢先に、ある弁護士に「向いていると思うよ」と言ってもらえたことで、一気に弁護士業務にも興味が湧きました。
結婚や出産など将来のことを考えると早めに進路を確定させたいと考えていたため、ロースクールを経ることに不安もありましたが、ロースクール在学中のインターン生に相談した際に「モノリス内にはロースクール生が多いから、周りの学生が就職して不安になってもここがあるから大丈夫と思える」と言われ勇気が出ました。
モノリスでの仕事が楽しくやりがいを感じることができるからこそ、受験勉強のモチベーションも上がります。同じ境遇のインターン生も多いこの環境なら乗り越えられると思い、ロースクールを受験することを決めました。
実際の案件に関わることができるというやりがい
業務の内容としては、弁護士の指示のもと裁判所に提出するさまざまな書面のドラフトを作成することが多いです。自分で考えなければいけないことも多く、文章力も鍛えられたと思います。
はじめて書面のドラフトを作ったときは、書いてと言われても「私ができるのかな?」「これでいいのかな?」と思いつつ取り組んでいました。事務所内に蓄積された資料の表現などを参考にしたり、書籍等を参考にしたりしながら、最初のうちはよく分からないままドラフトを作成したところ、もちろんご指導をたくさんいただきはするものの、「思ったよりもいける!自分のドラフトも役に立つ」と思えて楽しかったです。
そして、自身が作成した書面のドラフトが、弁護士が作成する書面の中でも活用され、判決の中にもそれが載っているという体験をさせていただくことで、「案件に関わることができている!」という実感が持てるようになりました。
進路に迷っている人へのメッセージ
進路は自分もどうなるか分からなくて不安だったため、自分のやりたいことや見たいことは、時間がかかったとしても後悔のないよう全部見て、その中でやりたいと思ったものに進めばいいと思います。
最初から法律を学びたいと思っているのであれば、そんなことはしなくていいかもしれません。でも、迷っているとしたら、気になったらやってみるのもありだと思います。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、学部生からロースクール生、司法試験受験後の方まで、広くインターンを募集しております。長期インターンシップも可能であり、有給です。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
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