弁護士の平均的な出勤時間や退勤時間などについて
アソシエイト弁護士については特に決まっておらず、いわゆるコアタイム制もありません。企業法務系事務所として、どうしても弁護士業界平均よりは多少、業務時間が長い傾向はあると思いますが、深夜・週末稼働は基本的にありません。
当事務所のアソシエイト弁護士は業務委託契約であり、実際、労務管理を行っておりません。また、出勤義務はなく、期日やクライアントミーティング等のスケジュールがある場合以外、特に「何時までに出勤しなければならない」といった制約もありません。したがって出勤・退勤時間について、「正確な数字は本人以外誰も把握していない」ということになります。概ね、11時過ぎ頃には、その日出勤する弁護士は揃っているようです。
また、日中の時間帯等に関しても、少なくともオンライン上のカレンダーに「この時間は不在である」という情報を事前に入れておいて頂ければ、特に理由等不問で外出等可能です。同様に夜も、用事がある場合は早い時間で退勤可能です。
当事務所は、所内でのコミュニケーションに関しても、同期性を要求しない、むしろ情報の正確な伝達や検索性の高さの方が重視されるようなものについては、チャットを活用しています。このこととの関係で、「仕事を中抜けするのは当然に自由だが、ただ、稼働していない時はその旨を教えておいて欲しい」という理由で、カレンダーへのスケジュール(「その時間いない」という情報)の登録は、各アソシエイトにお願いしています。「ある弁護士がその瞬間に稼働しているかどうか」が分からないと、業務の円滑な進行との関係で問題があるからです。
ただ、これらを踏まえた上で、正直なことを言えば、企業法務系法律事務所の常として、おそらく弁護士業界全体の平均よりは、稼働時間は長いと思います。「弁護士業界平均よりは長く、企業法務系法律事務所の中で特に長いという訳ではない」というのが、実態に近い説明だと思います。業務のために終電を逃すことは、まずありません。
なお、週末については、なるべく事務所案件に関する仕事のために時間を使わなくて良いよう、適時人員拡充を行っています。それでも月に数度程度、自宅等で多少作業を行う必要がある日は、出てしまっているようではあります。
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