公務員からの転職。幅広い業務を担当させてもらえる環境が成長へ
2021年4月にモノリスにITコンサルタントとして入所。現在は、請求書の作成や風評報告書のチェック、リクルートブログの執筆などの幅広い業務に携わっています。
この記事の目次
裁量のある仕事で自分のスキルを試したい
新卒で約5年間、公務員として勤めていました。父親が公務員だったことから、公務員という職種や働き方に関心がありましたし将来はその道に進むだろうと考えていました。なので、一般企業への就活は全く行っていませんでした。大学では法学部専攻でしたが、これも公務員になることを前提とした選択でした。
実際に公務員として働いてみると、いくつか自分とは合わないのではないかと思うところがありました。フローやマニュアルが決まっている中で作業することが多いため自身の裁量が持てず、「こうしたらいいのではないか」という提案は受け入れてもらいにくい環境に窮屈さを覚えました。また、公務員で身に着けたスキルは一般企業では汎用性が低く、今後のキャリアを見据えるとこのまま続けていくことに不安を感じていました。
次のキャリアとして、“比較的規模の小さいIT系の法律事務所”に絞って探していました。理由は3つあります。一つ目は、小さい規模の会社であれば裁量が持てるだろうと考えたこと、二つ目は、プログラミング知識があるとネクストキャリアに有利かなと思い勉強していたこと、三つ目は、前職で法律に関連する業務に携わっていたためです。IT企業も検討はしましたが、法律事務所のほうが公務員とのギャップもさほどないかなと考えました。
東京にオフィスを構えるIT専門の法律事務所でいくつか目星をつけて事務所サイトや代表弁護士のSNSを見ていました。そうした中で、河瀬先生のTwitterを見つけました。河瀬先生のTwitter投稿が面白くて、モノリス法律事務所で働けたら楽しそうだなと惹かれていきました。こうして、直接応募にて採用の門を叩きました。面接で実際に河瀬先生の話を伺ったとき、Twitter通りの面白い方だったことから入所を決意しました。
私が入所した当時の21年4月頃は、弁護士が7名、スタッフがインターン生含めて30名弱という小規模な事務所でした。しかし、そこから急激に人が増え、事務所は成長期を迎えます。23年3月には弁護士が18名、スタッフがインターン生含めて40名という倍の規模になりました。事務所の成長を間近に感じながら仕事ができたことは、変化における対応力が養われたように思い、いい経験となりました。
本来の役割を超えた業務が、自分をスキルアップさせてくれる
入所してみると、想像していた環境といい意味でギャップがありました。例えば、弁護士先生と言えばスーツを着ていて、雰囲気は“お堅い”イメージでしたが、実際にはパーカーやTシャツ、ジーンズなどカジュアルな服装の方が多く、性格的にも穏やかな方が多いので雰囲気も和気あいあいとしていました。
業務分担においてもギャップがありました。縦割りで弁護士・パラリーガル・その他に業務が分かれているか弁護士とパラリーガルが一対一で業務を進めているイメージでしたが、モノリスでは、適性や意志によって業務領域も変化があることなどから、内容に応じて相応しい方に業務依頼を行ったり、本来はITコンサルですがパラリーガルのような業務を行ったり、データ整理が得意ということで仕事が回ってきたりと、とにかくフレキシブルです。多分野に携われることは私自身スキルアップになり勉強にもなると感じていました。ただ、これも人それぞれが持つ性格や職種によってなので、担当領域に集中し専門性を高める方もいます。
他方で、入所にあたって不安に感じていたこともありました。私は法学部といっても政治学科に所属していて、公務員の時も法律を使っていたわけではなかったので、民法などを全く分かっておらず、法律事務所での業務に支障がでてしまうのではないかと思っていました。ただ、面接の際、この不安を河瀬先生に話すと、「今この事務所にいるメンバーでも半分以上は民法を開いたことすらないと思うので、大丈夫ですよ」と言われたため、不安は払拭できました。実際、法律をあまり知らないという点で苦労をすることもありませんでした。これは、河瀬先生が一人ひとりの適性をよく見てくださっていて、モノリス全体が適材適所という形で業務を担当していることが大きな理由だと思います。自分のスキルに合った仕事を担当させてもらえるという点は、比較的小さい規模の事務所ならではの良いところだと思います。
手を挙げることで任せてもらえる環境
私はITコンサルとして入所したのですが、私が携わってきた業務はコンサル業務にとどまらず、幅広い分野に渡っています。例えば、風評報告書のチェックやクライアントへの提案書の作成などのコンサル的なお仕事もあれば、請求書の作成や顧問先リストの整理などの経理的な業務、刑事記録の取り寄せなどのパラリーガル的な業務、企業健康診断の予約や事務所移転に関連する手続きなどの総務的な業務にも携わっています。
以前、トラブル対応に必要な膨大な顧客データを整理する業務がありました。データが膨大な上、乱雑だったものを整理・照合するという作業は非常に大変でしたが、やりがいを感じていました。自分がこうした仕事が好きだったことや向いていることに気づくことができたことは発見でしたし、その過程にも評価されたことで、これ以降こうした煩雑で複雑なものを整理する仕事をよく担当させてもらえるようになり、また業務幅が広がりました。
さらに、メンバーへインタビューを行い、インタビュー記事を執筆する採用広報の仕事も任せてもらえました。これはあるとき河瀬先生が、「採用広報を強化したいと思っていて、メンバーのインタビューをやろうと思っているんだよね、どなたかやってくれる人いませんか?」と話していたため、自ら「わたし、人の話を聞くのが好きです」と手を挙げたことが始まりでした。通常であれば、異動にならない限り、広報という職種まで経験することはできないかもしれませんが、モノリスでは未経験やスキル不足等を理由に断られることはないです。やる気がある人を優先に、やりたいことをやらせてもらえる環境です。こうして様々な業務を気軽に担当させていただけたことはとても有難く、経験の幅が大きく広がりました。楽しく貴重な経験をできたことは学びも大きいです。こうした風潮のおかげか、経験したことのない分野も含めて幅広い業務を担当させていただき、たくさんの貴重な経験を得ることができました。特定の分野の業務だけやりたいという人よりは、「こういうことを経験したい」、「いろんな分野に挑戦してみたい」と思っている人の方が、モノリスには合っているのかもしれません。私は、挑戦したい気持ちを多く持っているので、今後も幅広い分野の業務に携わっていきたいと思っています。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、クライアントからのご依頼ご相談を受け、【ITコンサル×法律】という独自ソリューションにて問題解決提案を行っています。ITコンサルは、解決だけでなく、その後も安定的にサービスが運用できるようガイドラインや運用フロー策定も支援しています。コンサルやソリューション提案を行うITコンサルの求人を行っております。ご興味ある方は下記よりお問い合わせください。
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