データ分析の専門家がワークする法律事務所(統計学専攻インターン生)
法政経学部4年生。2021年12月にモノリスにインターンとして入所。大学で統計学を専攻していたことから、売上データ分析など経営に関連する数値の取りまとめや、統計的手法を用いた新規事業開発のメンバーといった役を担う。
この記事の目次
プログラミングスキルを試したい&データ分析できそうで応募
大学に入学した当初は公認会計士を目指しており、簿記や会社法の勉強をしていました。実際の業務を経験したかったので、学部1年生の時に友人に誘われてベンチャー企業でインターンを行い、経理の補助業務を担当しました。しかし、経理の仕事を体験してみると、あるべきものを正しく処理するという仕事よりも、財務諸表などを見てどのように改善していこうかと考えていく方が自分に合っていると感じました。そこで、公認会計士を目指すことを諦め、IT系、特にプログラミング言語を使用するデータ分析系の業種を目指すことに決めました。
プログラミングに興味を持ったきっかけは、自分自身で作りたいものを作り上げることができるようになりたいという思いからです。DIYなど、自分で何かを一から作り上げることに興味があり、ITの分野でも何かを創りたいという気持ちを抱いていました。プログラミングのスキルがあれば、自分が考えたサービスを広めるためのアプリケーションを自分自身で作成できると思い、プログラミングを仕事にしたいと考えるようになりました。
学部3年生の頃から、統計のゼミに参加し、プログラミングをデータ分析の手法として本格的に勉強し始めました。就職活動でもデータサイエンス系の業種を考えていましたが、プログラミングを始めたばかりだったため、自分のスキルが通用するかどうか不安がありました。そこで、就職活動を始める前の学部3年生の12月頃に、自分のスキルを試すためにIT系の企業でインターンをすることを考え、リクルートのサイトでインターン先を探しているところ、モノリスと出会いました。
モノリスの求人では、特別なITスキルは必要とされていなかったため、勉強を始めたばかりの私でも心理的なハードルが低かったです。また、法律事務所とはいえ、IT系の力をいれている事務所だったため、データ分析ができそうなイメージを持ちました。さらに、立地の点でも自宅から通いやすく、自分がやってみたいデータ分析の業務を十分に体験できると思い、モノリスにインターンとして入所することを決めました。
前例のない業務に挑戦することの偉大さ
面接で「データ分析をやりたい」と伝えたため、私は入所した当初から統計やデータ分析の業務を担当させてもらうことができました。たとえば、各月の収支予測や顧問先継続のKPI分析や、新規事業関連のKPI設計・統計的手法を用いたレポーティングの設計などを行いました。通常、インターン生は弁護士の先生方や法律事務の方から業務をお願いされることが多いのですが、私は、モノリスの新規事業に関わらせて貰う場面が多かったので、代表の河瀬先生から直接指示を受け、経理やITコンサルの方から資料やデータを受け取り、目的の業務を遂行しました。
業務を進める中で大変だったことは、同じ業務を担当している先輩がいなかったことです。事務所内の人に聞くことができず、すべて一から自分で組み上げる必要がありました。書籍やネットで調べたり、ゼミの先生や先輩にアドバイスをもらったりしながら、試行錯誤していました。ただ、逆に「こうしなければならない」という制約もなかったので、自分で考えて色々なことに挑戦できたことは良い経験になりました。また、マネジメントも自分自身で行わなければならないので、自分で期限を設定したり、アプリでタスク化したりして、管理しやすいように工夫していました。ある程度の期間で成果を出すことを目標にしつつ、すぐに成果が出せない場合でも、現在何をやっていてどういう成果を出そうとしているのかを常に意識していました。
売上のKPI分析が携わった中で一番印象にあります。データを整えるところから自分で行い、分析の手法やグラフの表示の仕方も目的に合わせて工夫を重ねたので、形になったときの達成感はとても大きかったです。分析結果を河瀬先生に報告したときは、とても喜んでいただけて、Twitterにも資料を載せていただいたので、私もやりがいを感じてとても嬉しく思いました。
インターンをする前までは、データや分析結果が与えられ、プログラミングを指示通りに組んで実行するという教科書的な作業しか行ったことがありませんでした。しかし、モノリスでの業務を通じて、覚えたことを工夫して使う応用力を身につけることができたと思います。答えのない問題に自分で考えてプログラムを組み、勉強しながらブラッシュアップしていくという経験は、何物にも代えがたい貴重なものになりました。
インターン生でも自分の意見で挑戦する環境を作れる
弁護士の先生方や社員さんとは食事に行ったり、遊びなどの企画が行われることもしばしばあります。そうしたイベントに参加するのはとても楽しいですし、私はそのような場所でいろんな人の話を聞いたり、逆に自分の考えを伝えるなどして、積極的に交流することを心がけています。
インターン生の中には、司法修習に行く前に参加する人もいます。2022年10月頃、76期の司法修習生を送るために、送別会を企画しました。最初は小規模なイベントにするつもりでしたが、インターン全員や弁護士の先生方も参加する大きなイベントになりました。イベント企画にはあまり経験がなかったため、他のインターン生と相談しながら、皆が楽しめるように工夫しました。そのときに出会ったインターン生や弁護士の先生方とも仲良くなり、楽しい時間を過ごすことができました。このような交流の場を通じて、今後も関係を深めることができると思います。
モノリスはまだ成長段階にある事務所だからこそ、インターン生であっても自分の気づいたことに取り組むことができる環境があります。そのため、私たちインターンは自分の意見を伝えることができ、自分で働く環境を作り出すことができると日々感じています。このような経験は、他の企業ではなかなかできない貴重なものだと思います。
スキルを持った仲間から刺激をもらえる
モノリスは自分と年の近い方が多いですが仕事ができる人が多く、とても尊敬しています。「自分もこう働きたい・こうなりたい」と思える人にたくさん出会うことができました。弁護士の先生方はもちろん同年代のインターン生も、法曹を目指してしっかり勉強している方が多いので、自分も頑張らなくてはという気持ちになります。
また、モノリスのインターン生は、法律に関する知識だけではなく、他のスキルを持っている人も多いので、とても刺激を受けます。これは、モノリスが、それぞれの人が持っているスキルをよく活用してくれる事務所だからだと思います。たとえば、英語ができる人は契約書の英訳・和訳を任されることがあります。私も、たまたま経理をサポートメンバーに空きがでるというタイミングで、前のインターンでの経理の経験があったので、新しい仕事を任せられるようになりました。なので、法律業務以外にも自分が何ができるかということをきちんと把握できている人は、モノリスのインターンで活躍できると思います。
モノリスは自分と年齢の近い方が多いですが、優秀な方が多くとても尊敬しています。また、「自分もこう働きたい・こうなりたい」と思える人にたくさん出会うことができました。弁護士の先生方はもちろん、同年代のインターン生も法曹を目指してしっかり勉強している方が多いので、自分も頑張らないといけないという気持ちになります。しかも、法律に関する知識だけでなく、他のスキルを持っている人が多いため、とても刺激を受けます。それぞれの人が持っているスキルをよく活用してくれる事務所だからこそ、インターン生は多様な経験を積むことができていると思います。たとえば、英語ができる人は契約書の英訳・和訳を任されますし、私自身も前のインターンでの経理経験を活かして、新しい仕事を任せてもらえました。そのため、法律業務以外にも自分が何ができるかを把握している人は、モノリスのインターンで活躍できると思います。
当事務所の求人
モノリス法律事務所は、学部生からロースクール生、司法試験受験後の方まで、広くインターンを募集しております。長期インターンシップも可能であり、有給です。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
カテゴリー: インタビュー
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