インターンを経てモノリスの即戦力に~インターン生に向けた所内説明会を開催しました~

4月22日、モノリスに在籍中のインターン生を対象に、所内説明会が開催されました。本記事では説明会の様子をレポートします。
この記事の目次
モノリスへの就職という選択肢
モノリスでは、毎年一定数のインターン生がそのまま弁護士・正社員(事務局・ITコンサルなど職種問わず)として入所しており、即戦力として活躍しています。業務に対する理解や職場の雰囲気をインターン期間中に掴んでいる分、入所後すぐに実務に対応できる点が大きな強みです。
今回の説明会は、モノリスへの就職を視野に入れているインターン生に向けて、事務所の制度や職場環境、今後の展望などについて紹介し、就職活動につなげてもらおうという企画です。
当日は14名のインターン生が参加し、スピーカーの河瀬代表・峯田弁護士の話に熱心に耳を傾けていました。以下、内容の一部をご紹介します。
なぜ大手事務所ではなくモノリスなのか?
峯田:
大手事務所とは最初の数年間で触れられる業務の幅がかなり違ってくると思います。大手と迷ったこともありましたが、さまざまな分野を扱える弁護士になりたいという思いから、最終的にモノリスを選びました。早いうちから主任として案件に関わりたいという思いもありました。入所後、1年目のうちからクライアントとの面談を行う等もありました。
上の人との距離が近いという点も決め手でしたね。私はインターンを経て就職したため、事務所の空気感や人間関係を実感としてわかっており、安心して選ぶことができました。
河瀬:
転職のしやすさなどから大手事務所に進むのも一つの選択肢だとは思いますが、特定分野に専門化しすぎるリスクもあります。その点、モノリスでは、最初の1年・2年でなるべく多くの分野に触れてもらうという方針で新人弁護士を育てています。事務所自体が「IT×企業法務」に特化しているため、その中でさらに分野を限定しすぎることがないよう、幅広い案件に携わる環境作りを意識しています。
小規模なチームで動くことが多く、年次が若い弁護士・社員でも業務の中核を担えるという点もモノリスの特徴の一つです。早い段階で実践的な力を身に着けたい方には良い環境だと思います。
企業法務大手とモノリスの違いとして、クライアントの層も挙げられます。典型的な大手事務所では主なクライアントが企業の法務部であるのに対し、モノリスのクライアントの多くは社長です。このあたりの違いは、案件の色や業務の進め方に影響してくる気がします。
入所後の教育制度について
峯田:
新人も基本的には「現場で学ぶ」スタイルで、実際に案件を担当しながら、行き詰ったときに都度相談する形を採っています。週に一回は各チームごとの案件ミーティングを行っているので、その場で先輩弁護士にわからないことを質問したり、過去の事例を教えてもらったりしています。
河瀬:
弁護士に限らず、総合職や事務局の社員に関しても「現場で学ぶ」という方針を採用しています。アウトプットしながら学べる環境が重要だと考えています。
弁護士に関して言えば、シニアアソシエイトが持ち回る形で、全10回ほどの教育プログラムも実施しています。また、不定期で所内勉強会も開催しています。過去のテーマには、「論理的文章&報告書の書き方」などがありました。
モノリスで活躍できる人の特徴
河瀬:
企業法務系の法律事務所が成長していくには、新規事業に積極的に取り組むことが不可欠であると考えています。だからこそモノリスでは、社員やインターン生を巻き込みながら、前例のないテーマに多数挑戦しています。「こんなことをやってみたい」というアイデアを挙げていただければ、立場に関係なく新しい企画にコミットしやすい環境だと思います。
モノリスで活躍しているのも、こういったアイデアを生み出せる人や、「こうしたらもっと良くなるのでは?」という発想を持っている人だと思います。
モノリスの今後について
河瀬:
モノリスは「日本国内・企業法務・IT」の3つの軸で事業展開を開始しましたが、これらのうち少なくとも1つは広げていく必要があると考えていました。そして、「日本国内」を拡張させること、つまり海外案件を積極的に獲得することについてはすでに着手しており、海外のクライアントとのやり取りやクロスボーダー案件も続々と増えてきています。今後はさらに海外案件の獲得に注力していく予定です。
もっとも、モノリス自体が法律事務所業界のスタートアップ的な位置付けですので、これからどういった方向に伸びていくかは、「どんな人が入所してくれるか」にある程度左右されると思っています。偶然性を大切にしながら、柔軟に形をつくっていく事務所で在りたいと考えています。
参加者の声
事後アンケートでは、約半数の参加者が「説明会を通してモノリスの印象が変わった」と評価していました。アンケートの回答の一部をご紹介します。
・法曹以外の進路や働き方について知ることができ、とても参考になりました。法曹でなくても法学部で学んだ知識を活かして活躍できるとわかり、自分の進路を考え直すきっかけになりました。
・モノリスの教育体制については今まで聞くことがなかったため、現場で働きながら、先輩弁護士の先生方に教わる機会が確保されているのは、新人として入所する際には安心材料になると感じました。また、他の事務所との構成・企業の法務部との異同についてのお話も、就活生としてあまり意識してこなかった観点から、改めてモノリスの特徴を知ることができ、充実した説明会であったと感じました。
・将来的に規模を拡大し、さらなる成長を遂げる法律事務所とは、既存の枠組みにとらわれず、常に新しい分野に対して強い興味と関心を持ち、必要とあればすぐに行動に移せる柔軟さと機動力を備えている、という河瀬先生のお話が非常に印象に残りました。
・河瀬先生の言葉から、変化の激しい現代社会においても成長を続けるためには、挑戦する姿勢とスピード感が重要であるという考えが伝わってきて、今後の自分の進路を考えるうえでも大きな刺激を受けました。
今後のリクルーティングについて
モノリス法律事務所では、これまで大変優秀なインターン生との出会いに恵まれてきました。日々の業務を通して「今後もここで仕事をしたい」と思っていただけることは、人事担当のみならず事務所メンバー皆で嬉しく思っています。
そして今、当事務所のインターン経験者以外の学生からの、正社員入所を受け入れる準備をしております。法律に関心がある法学部出身の学生はもちろんですが、法律を学んだことがない方でも大いに活躍していただけます。当事務所では、弁護士のサポート、マーケティング担当やエンジニアと連携して進行するメディア運営など、多様なポジションを展開しています。自ら率先して新しいことに挑戦をしたい学生には、ぜひ個々の特性を活かしてメンバーになっていただきたいと考えています。
今後開催される事務所説明会につきまして、詳細が決まり次第、コーポレートサイト、本リクルートサイトおよび当事務所SNSアカウントなどでお知らせをいたします。