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モノリス法律事務所×Eurojuris~クロスボーダー案件強化のためのウェビナーを開催しました

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モノリス法律事務所×Eurojuris~クロスボーダー案件強化のためのウェビナーを開催しました

2025年4月15日、モノリス法律事務所は日本におけるドーピングビジネスの主要なポイントを紹介する目的で、ユーロジュリスおよび渋谷スタートアップ支援拠点と、ウェビナーを共同開催しました。

モノリスとユーロジュリスの取り組み

ユーロジュリスは国際的な法律専門家グループであり、モノリス法律事務所は約1年前に加盟しました。ヨーロッパを中心に展開しているグループであるため、モノリス法律事務所は日本で唯一の加盟事務所になります。

今回のイベントは、ユーロジュリスとのパートナーシップを強化し、日本市場への関心を高めるとともに、クロスボーダービジネスの可能性について考える機会となり、さまざまな意見が交わされました。

モノリス法律事務所のフォーリンアソシエイトであるルーカス・スロボディチコフが、日本と海外の法制度や実務の違い、さらには弁護士としての働き方の違いについて話しました。

渋谷スタートアップ支援拠点の島田直美氏からは、日本におけるスタートアップの現状や、外国企業が日本市場に参入する際に受けられる支援について紹介されました。

その後のディスカッションはユーロジュリスが進行を担当し、参加者からは日本とヨーロッパ諸国の文化的な違いに対する強い関心が寄せられました。一例として、日本では今も名刺や判子、FAXなどのアナログな手段がビジネスの現場で使われていることに、驚く声も多く聞かれました。とくに判子やFAXについては、裁判所手続きに特有の“裁判所文化”として現在も残っている点に注目が集まりました。

また、国によって弁護士の業務内容が大きく異なる点も興味深い話題となりました。中でも、ドイツなどの欧州諸国と比べて日本は訴訟が少なく、それに伴い弁護士の役割も異なるため、活発な議論が展開されました。

今回、共同開催をしたユーロジュリスをはじめ、参加者からは「ウェビナーでは、専門を活かした内容で大変興味深かった。」という声をいただきました。

こうした多様な視点や意見が交わされ、私たちにとっても貴重な学びの機会となりました。

今後の活動

このように、国際的な場でモノリスから発信をし、情報共有をする機会をいただけましたことを、大変ありがたく感じています。

今後も、クロスボーダーに特化した企画や、日本と海外における法律とビジネスの理解と学びの機会を積極的に展開する予定です。参加者にとって有意義な時間になるよう努める所存ですので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

カテゴリー: 制度等

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弁護士 河瀬 季

モノリス法律事務所 代表弁護士。元ITエンジニア。IT企業経営の経験を経て、東証プライム上場企業からシードステージのベンチャーまで、100社以上の顧問弁護士、監査役等を務め、IT・ベンチャー・インターネット・YouTube法務などを中心に手がける。

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