法律事務所って忙しいの?モノリス正社員の残業時間の中央値と平均値を公開
法律事務所では、弁護士を中心とし、秘書・パラリーガル・法律事務・ITコンサルなど、さまざまな部署のメンバーが働いています。
皆、事務職ではありますが、事業会社の事務職と比べると残業は多いのでしょうか?
モノリス法律事務所で実際に働いているメンバーの残業時間の集計結果を大公開します。
この記事の目次
法律事務所の仕事って忙しいの?
法律事務所の仕事の忙しさは、その事務所の取扱案件・規模・案件数によるものが多いため、一概に「忙しい」とは言いかねます。
例えば、書面提出締め切り直前だとか、いくつかのボリュームがある案件を同時進行している時は、少しも手を止めることなく1日が過ぎます。
残業時間 中央値7:51h/平均値10:48h
2021年から2023年にかけて、中央値が10:26h→8:27h→7:51hへ下がっていることがわかります。子育て中のメンバーを含めた、ワークライフバランスを意識した取り組みが影響していると考えています。
事務所全体の残業時間は、2021年と比べて2023年は平均値が12:07h→10:48hへ下がっています。
しかし、2023年の平均値が前年より上がっているのは、職種が増えてウェブやエンジニア職のメンバーもジョインしたことが大きい理由であると考えています。
職種柄エンジニアの残業時間が長い構造になっており、平均値と中央値の乖離が発生しています。
定性的評価としては、この点を事務所として解決すべき課題だと認識しています。
法律事務職・秘書については、変わらず残業時間が0時間の者もおります。
基本的に残業はほぼ無く、ただし、前述のとおり緊急の案件や複数案件対応が重なった時のみ発生すると考えて良いでしょう。
ITコンサルについても同じく、急ぎの資料作成や変更や大量のリサーチを要する案件が発生した時は、対応を求められることがあります。
しかし基本的には、各業務に常にデッドラインを設けて、スケジュールを組んで順序立てて業務にあたることで、慢性的な残業は避けられるように取り組んでいます。
最新のIT関連の案件を取り扱う事務所であり、まだ成長拡大を続けている法律事務所であることから、勤務時間中はスピードを求められることは多いです。
しかし、退勤後に勉強や習い事をしているメンバーもおりますし、定時にPCをログアウトし退勤することで後ろめたい気持ちになることは一切ありません。
法律事務所の残業時間を知るためには?
法律事務所の忙しさは、事務所や取扱案件によって変わります。
残業時間を事前に知りたい場合は、事務所のホームページなどで知ることができるでしょう。
ホームページに記載がない場合は、もちろん面接時に確認をし、ミスマッチをなくすように取り組んでいただければと思います。
法律事務所の仕事の忙しさを知る方法、そして当事務所の残業時間を公開しました。今後、法律事務所で働きたいと考えている方は、どうぞ参考になさってください。
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