EU一般データ保護規則(GDPR)に関する業務も担当
ロースクール在学中の2021年2月よりモノリス法律事務所にインターン入所し、書面作成やリーガルリサーチ系、インタビュー内に出てくる暗号資産関連やEU一般データ保護規則(GDPR)関連までを含む、各種の弁護士補助業務などを行っています。
2021年9月にロースクールを卒業し、2022年度司法試験を受験予定。
※モノリス法律事務所のインターン制度では、法学部以外の学部生や、法律の勉強を始めたばかりの法学部生から、司法試験受験後の方まで、幅広い方に参加を頂いております。中には、「司法試験受験範囲」を超えた専門領域に関心を持って当事務所にお越し頂く方もいらっしゃいます。本記事は、あくまで「そういう方もいる」という趣旨のものであり、高度な法知識をインターン採用の条件にしているという趣旨ではありません。
この記事の目次
法律事務所にWebリサーチャー?良い意味で「一般企業のような」組織体制
モノリスに入所して驚いたことの一つが、他の事務所にはない組織体制です。
たとえば、モノリスにはWebリサーチャーというインターネットリサーチを専門とする役職がありますし、営業活動やクライアントへの提案資料の作成などは、コンサルタントのチームが行っています。ここまで分業がしっかりされているのは、法律事務所としては珍しいのではないでしょうか。
モノリスは、創業5年目と若い事務所ということもあり、IT企業出身者や広告代理店出身者など、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっています。そのメンバーそれぞれに合った業務を用意できる、メンバー一人一人が自身の専門性を活かした働きができるというところも、代表弁護士が元ITエンジニアであり、IT・インターネットビジネスに特化した事務所だからこそできることだと思います。
EU一般データ保護規則(GDPR)に関する業務も担当
もともと金融分野に関心があり、ロースクールでは暗号資産を中心に金融法制に関する勉強をしていました。
モノリスへの入所時にその話をしたところ、暗号資産系の業務を任せてもらえるようになり、現在も、契約書のレビュー補助や裁判書面等のファーストドラフトといった業務に加え、暗号資産に関する新規事業の適法性リサーチ業務を主に担当させていただいています。実際の案件に携わることができる、時には弁護士の先生方と膝を突き合わせて話し合いができるという環境は、勉強面以外に、社会人としても学ぶことが多いです。
また、最近では、EU一般データ保護規則(GDPR)に関する業務も担当しています。
以前、弁護士の先生の業務参考用資料としてGDPRの動向を調べ、概要をまとめたことがありました。それを河瀬先生に見ていただいた際、「とてもよくできているので、クライアントへの提案資料として使用しましょう」とご提案いただきました。自分の関心のある分野で弁護士の先生に認めてもらうことができ、とても嬉しかったことを覚えています。弁護士やインターン生等の立場を問わず、良い案は積極的に取り入れる、という柔軟さは、モノリスの良いところだと思います。
インターン生・司法試験受験生にも最高の環境
私は、半年後に司法試験を控えているということもあり、始業前・終業後の決まった時間を毎日受験勉強にあてています。その際、事務所の設備をフル活用させていただけることがとてもありがたいです。
机・椅子や書籍が完備されている小部屋があり、業務時間外にはいつも一人で利用しています。個人的に、日本銀行を見下ろせる景色が気に入っています(笑)。事務所がフリードリンク制を採用していることもあり、朝早くから夜遅くまで、静かな空間で場所や飲み物の心配をせずに勉強ができるという点でもとても心強いです。
また、終業後に勉強していると、弁護士の先生が食事に連れていってくれることもあります。普段は、業務のリサーチや受験勉強に追われ「寝ても覚めても法律」という日々ですが、先生や事務所メンバーとの食事会は、日常から離れて楽しめる貴重なひと時です。いつか、自分が弁護士という立場で、後輩のメンバーに同じことをしてあげられたらいいなと思います。
IT専門の法律事務所でインターンをしていると言うと「ITに強くないとやっていけないの?」と聞かれることがありますが、最初は分からなくても大丈夫です。
必要な知識は業務を通して自然に覚えられますし、分からないことがあればいつでも周りのメンバーが教えてくれます。日々変化するIT・インターネットの世界を扱っているので、特に知的好奇心が旺盛な方に、ぜひ挑戦してほしいと思います。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、学部生からロースクール生、司法試験受験後の方まで、広くインターンを募集しております。長期インターンシップも可能であり、有給です。
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