NFTやブロックチェーンなど新事業設計にリーガル視点を追加し、輸攻墨守を企業と共に
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新たなサービスに携われる「ベンチャー法務」の面白さ。新事業の設計図にリーガルの視点を書き足す
日々当たり前に享受している文明の利器が、紐解けばどのような自然の法則を基礎としているのかを学んでみたいという好奇心がありました。その一方で、人と関わることも好きでしたので、人と人とを繋ぐ役割を果たす法曹という職業にも興味がありました。
青色LED訴訟が問題となった際に初めて知的財産という法律上の概念を知り、興味を持ちました。法律が、技術やサービスをどう社会で生かすかに影響を与えることを知り、そして、法曹となって技術やサービスが世の中に出ていくことに関わる仕事をするという選択肢があることを意識しました。
その後、大学進学にあたり、理系に進学し技術開発に邁進することもぎりぎりまで検討しましたが、より自分の適性を生かして社会に貢献できるのは法曹であると判断し、法学部に進学し、現在に至ります。
モノリスを就職先として選んだ理由は、新しいサービスを世に打ち出そうとしている企業のお手伝い、いわゆるベンチャー法務に関心があったからです。既存サービスへの課題やニーズからの着想によって、新しいサービスを生み出す方々や企業にとって、時に法律は壁となる場合もあります。そうした場合に、サービスの設計から共に検討させて頂いて、一緒に解決策を探してゆけることに、とてもやりがいを感じます。
NFT、ブロックチェーン…法規制が追いついていないからこそ、本質を見ることができる
現在、クライアントの新規事業立ち上げにおけるリーガルリサーチなどを担当しています。その際、実は、司法試験のために勉強してきた科目を使う機会はほとんどなく、都度、新たな分野を切り開く気持ちでやっています。そのため、本質に立ち返って一つひとつの事実と向き合う必要があり、大変な面もありますが、視野が広がっていくようでとても楽しいです。最近は、事務所としてブロックチェーン関連の案件を多く取り扱っており、所内でも定期的に勉強会が開かれています。ブロックチェーンに限らず、一般的なインターネットサービス、例えばECサイトのポイントシステムといった話でもそうですが、技術的な土台をある程度理解した上で、法規制が追いついていないような分野に関するお仕事は面白いですね。そうした分野では、技術的な部分とビジネス的な部分の2種類の「仕組み」が存在すると思いますが、その両方を理解した上で適切なリーガルサポートができるようになりたいです。
能力を最大限に発揮するための自由な労働環境と、そこから生まれるフットワークの軽さ
自分の体力と業務のバランスなどを考えて、週1〜2回はリモートワークを行っています。更に、事務所に昇降可能なスタンディングデスクを導入してもらっており、体調や気分に応じて立ちながら仕事をすることもあります。その他にも、椅子やPC周辺機器を利便性の高いものなど好きなものを選べるという嬉しい制度があります。効率的に仕事ができる快適な職場環境というのはどのような職場でも求められることかと思いますが、ここまで個々人の希望に合わせてもらえるというのは珍しいのではないでしょうか。また、モノリスの特徴として、代表弁護士の河瀬を筆頭にレスポンスの早さを重要視している、フットワークが軽いという点が挙げられます。法律事務所は、一般的に経験が物を言う世界ではありますが、モノリスには比較的若い弁護士が多いです。若い分、経験が足りないのではないかと思われるかもしれませんが、逆に、「こういうことをやりたい」というマインドや新しい技術・ITトレンドへのアンテナは非常に高いです。また、新人が入所したとき、通常は決められたフローに従って与えられた業務を行うというケースが多いかと思いますが、モノリスでは「この契約書を作ってみて」と頼まれて自分で検討するところから始めるという、真のOJTになっています。その分、学んだり吸収したりする速度は速いです。現在、私自身は個別具体的な案件について一つひとつ着実に取り組むという仕事をしていますが、近い将来、より大規模なプロジェクトについて全体像を把握しながら動けるようになりたいと思っています。「○○と言えば私!」というような専門性を身に着けたいですね。
当事務所の求人情報
モノリス法律事務所は、弁護士(新卒・中途)の求人・事務所訪問受付を行っております。募集状況は時期によって異なりますので、募集要項ページを参照頂ければ幸いです。
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