【新人弁護士採用】インターン経験の有無を問わず、新たなキャリアへの挑戦を歓迎します

モノリス法律事務所では、学部生から法科大学院生まで幅広い学生の方々にインターンへ参加いただいています。対象は法学部の方に限らず、他学部の学生や海外大学出身の方も含まれており、これまでに多様なバックグラウンドを持つインターン生を受け入れてきました。2025年夏には、延べ200名を超えるインターン生を迎えるまでになっています。
ありがたいことに、インターンを経てそのまま弊所の弁護士や正社員として加わってくださる方も、年々増えてきました。
その一方で、よくいただくご質問に「インターンを経験していないと採用されないのでしょうか?」というものがあります。今回は、この点についてお答えしていきます。
この記事の目次
インターンの参加有無は採用に影響しません
インターンに参加しているかどうかが、弁護士・正社員採用に直接つながることはありません。インターン経験がないからといって応募を控える必要はなく、むしろその時点での能力や経験、価値観を踏まえた“等身大のご応募”を歓迎しています。
実際に、インターン選考の段階ではご縁がなかったものの、その後の弁護士採用にご応募いただき、採用に至ったケースもあります。最終的な判断は、応募時点での総合的な評価をもとに行っておりますので、ご安心ください。
モノリスの採用観「その時点での総合力」を大切にしています
例えば、弁護士採用にあたって私たちが重視しているのは、法的な思考力や文章・口頭での表現力に加えて、事実を丁寧に掘り下げる姿勢、チームで成果を生み出す協働性、そして依頼者の目的から逆算して物事を考える視点といった、実務家としての総合力です。
こうした力は、学業や研究、実務補助、課外活動など、多様な経験の中で培われるものです。インターンの経験はその一部にすぎず、参加の有無によって評価が変わることはありません。
さらに弊所では、IT分野や企業法務に関心を持ち、新しい分野にも柔軟に挑戦できる姿勢を大切にしています。加えて、迅速なレスポンスや軽やかなフットワークも、実務を進めるうえで欠かせない要素です。
大切なのは、応募の段階で「何を考え、どのように学び、これからどう成長していきたいのか」を具体的に示していただくこと。その上で、ご自身の関心や強みを、ぜひ自分らしく伝えていただければと思います。
インターンとの関わりについて
モノリスのインターン制度は、主に学部生の方に「法律事務所」という場を体験していただくことを趣旨としています。例えば、法学部に進学したものの将来的にはIT業界を志している方が、「せっかく法律を学んでいるのだから、一度は法律事務所の中を見てみたい」と考えるケースがあります。そうした学生の方に、インターンを通じて「弁護士の仕事」「法律事務所という組織の動き」「法律業界が抱える課題」に触れていただくことで、学びを将来のキャリアに活かしていただければと願っています。
その経験が、例えばIT業界での活躍や新しい分野の発展に結びつき、さらに将来、違う立場で再びお会いできるような機会があれば、私たちにとっても大きな喜びです。
したがって、インターンはあくまでキャリア形成の一環として位置づけており、弁護士・正社員としての新卒採用を直接左右するものではありません。インターンに参加していないからといって応募をためらう必要はなく、重要なのは「自分の言葉で志望動機を語れること」、そして「モノリスの取り組みや業務領域に関心を持ち、どのように価値を発揮できるかを考えられること」だと考えています。
サマークラーク/ウインタークラークとの関わりについて
モノリスでは、夏と冬に「サマークラーク」「ウインタークラーク」を実施しています。これは、将来的に弊所の一員として弁護士を目指してくださる可能性のある方に、弊所の業務や雰囲気をご紹介することを目的としたプログラムです。
もちろん、これらに参加していない方からの弁護士応募も歓迎しており、評価上の不利益は一切ありません。また、参加経験がある場合でも、それ自体が採用を左右する決定的な要素となることはなく、最終的な判断は応募書類や面接を通じての総合的な評価に基づいて行われます。
もっとも、実際にクラークにご参加いただいた学生の方からは「所内の雰囲気が自分に合っていると感じ、ぜひ働きたいと思うようになった」というお声をいただくことも多く、その後に応募してくださる方も少なくありません。
私たちとしては、クラーク参加の有無に関わらず、応募の段階でご自身の考えや関心をしっかりと示していただけることを大切にしています。

これから応募される方へ
「インターンに参加していないから不利になるのではないか」とご不安に思われる方もいらっしゃいますが、その点はどうかご安心ください。弊所の採用では、インターンやクラークへの参加歴の有無そのものが評価に直結することはありません。
私たちが重視しているのは、これまでの経験から何を学び、どのように成長してこられたか、そしてこれから弊所でどのように価値を発揮したいと考えておられるかという点です。一人ひとりの歩んでこられた道筋を尊重し、その中にある実務家としての可能性を丁寧に見極めてまいります。
応募のご検討にあたり、どうぞ参加歴の有無にとらわれず、等身大のお考えを率直にお聞かせください。皆さまからのご応募を、心よりお待ち申し上げております。
採用情報について
モノリス法律事務所の新卒弁護士採用につきましては、司法試験終了後を目安に、募集概要を公開いたしますので、どうぞご確認ください。