インタビュー

インターンから弁護士へ。スタートアップ・ベンチャーとともに新しい分野に挑戦し続ける

インタビュー

インターンから弁護士へ。スタートアップ・ベンチャーとともに新しい分野に挑戦し続ける

シニアアソシエイト弁護士|吉岡勇

福岡大学法学部卒業、早稲田大学法科大学院修了。2020年10月よりモノリス法律事務にインターン生として入所し、2022年4月に弁護士として再入所。顧問先企業への対応からシステム開発紛争、ファイナンス業務まで幅広い業務を担当しています。

インターン時代から今も変わらないモノリスの一体感

司法試験終了から約半年間インターン生としてモノリスに在籍していました。インターン経験を通じて社会を体験し、モノリスの一体感のある雰囲気を体感していました。

モノリスへの入所を決める前に、サマークラークやエクスターンシップを通じて複数の法律事務所を見てきましたが、壁を感じることのないメンバーの明るい雰囲気や、手を挙げれば興味のある案件をやらせてもらえる環境がモノリスの特徴と感じました。また、IT関連の企業法務を中心にさまざまな分野を取り扱っていることも魅力に感じ、弁護士としても入所したいと思いました。

インターン生の頃から感じていたモノリスの良さは今でも変わっていません。仕事が辛いと感じる時ももちろんありますが、「チーム全員で乗り越える」というイメージで、一人だけが辛くなることはないので、この一体感は今でも自分に合っていると思います。

社会人としての基本も身につく手厚いインターン指導

インターン生時代はドラフトの作成や法令・判例リサーチといった弁護士の補助業務を行いました。普通、弁護士が忙しいとインターン生への指導は優先度が下がるのですが、モノリスはインターン生に対する指導・信頼がいつでも手厚いと思います。

例えば、ドラフトの作成をした場合、弁護士はインターン生に対して添削・講評等を行いますが、当時は紙面が真っ赤になるほど修正が施されたこともあったため、大変勉強になり、よい経験が積めたと思います。このような指導を通して法律文書の書き方を学ぶことができたとともに、1つの案件を進めるにあたり所内でどのようなコミュニケーションが必要であるかも学ぶことができました。社会人として仕事を進める基本はモノリスで身につけたとも言ってもいいでしょう。

修習を終えて弁護士として再入所した際に、今度は弁護士の立場としてもこれらの経験を活かすことができたため、インターン業務は私にとって貴重な経験であったと考えています。

弁護士としてさまざまな案件をリード

業務のおよそ6割を顧問先企業への対応が占めています。その次にシステム開発紛争業務とファイナンス業務が主な業務です。また、Web3法務チームのメンバーとして、NFT・暗号資産・ブロックチェーンに関する法務やビジネス相談対応も行っています。

顧問先対応では、人事労務業務を中心としつつ、クライアントが取引先と契約を締結する際の契約書レビュー及びドラフト並びに利用規約やプライバシーポリシーのドラフト等を行っています。誹謗中傷業務では炎上時の対応を検討・提案し、システム開発紛争業務では、ベンダ側とユーザ側で起こる損害賠償責任や報酬請求の問題について取り扱っています。ファイナンス業務では、投資契約書・株主間契約書のレビュー及びドラフト、新株及び新株予約権の設計・発行手続き、その他コーポレート対応を行っています。

モノリスでは、年齢に関係なくリーダー的な存在となる案件の主担当を任されることもあります。先輩弁護士が後輩弁護士に的確なアドバイスを行うフォロー体制が整っているため、安心して業務を遂行することができます。

チームの力で高い専門性が必要な問題に取り組む

モノリスに入所する前は、ITに関しては特に詳しいというわけではありませんでした。AI化が進んでいく社会でこれからも発展し続けていくであろう「IT」に魅かれ、その分野の業務をやりたいという程度でした。

法律の世界では、司法試験や司法修習を通じて基本的かつ論理的な思考を身に着けることによって弁護士業務を遂行できますが、モノリスの案件ではシステム開発環境の確認やプログラムソースコードの解読を行うこともあるため、応用力を試される場面も多々あります。モノリスにはシステムエンジニアや理系出身の弁護士等がいるので、必要に応じて専門的な立場からの意見やアドバイスをもらうこともできます。

具体的な案件を通じて「IT」について勉強することになると思いますが、ITに関する専門的な知識を有していなくてもチームの力で対応できるので、現時点でITスキルに不安のある方でもぜひモノリスでIT業務に挑戦していただきたいと考えています。

多角的な視点から法律とビジネスを検討できる

モノリスではベンチャー・スタートアップ企業のクライアントと仕事をすることが多いため、クライアントが有する疑問・質問も過去に事例の少ないものであるケースがあり、過去案件や裁判例を基に法的助言ができる場面は多くないと思います。

クライアントの新しいアイデアやビジネススキームについて、多角的な視点で一から法的規制や判断枠組をを検討し、クライアントとコミュニケーションをとりながら適法性を検討することが多く、刺激や勉強になることが多く、飽きることがない業務分野であると感じています。ベンチャー・スタートアップ企業をフォローできることはモノリスの魅力の一つです。

モノリスでは挑戦がウェルカム

モノリスは、初めから類型化された特定の業務のみが与えられて、業務の遂行方法も固定しているような「硬いレール」が引かれている法律事務所ではありません。レールの方向性や柔軟性は自分の選択次第であり、「やりたい」と思った案件に挑戦させてくれます。

また、途中でつまずいてしまった場合でも、先輩弁護士が的確にアドバイスをしてくれる事務所でもあります。

「指定されたレールを歩むより、まずは自分でやってみる」という風潮があるので、私にとってはすごく働きやすいと考えています。挑戦がウェルカムな事務所なので、新しいことに挑戦したいと考えている方にはモノリスをお勧めします。

当事務所の求人情報

モノリス法律事務所は、弁護士(新卒・中途)の求人・事務所訪問受付を行っております。募集状況は時期によって異なりますので、募集要項ページを参照頂ければ幸いです。

弁護士 河瀬 季

モノリス法律事務所 代表弁護士。元ITエンジニア。IT企業経営の経験を経て、東証プライム上場企業からシードステージのベンチャーまで、100社以上の顧問弁護士、監査役等を務め、IT・ベンチャー・インターネット・YouTube法務などを中心に手がける。

シェアする

トップへ戻る